開け閉めしやすいマグネット加工のボックスは、
「縦開き」
→
「横開き」
→
「横開きカーブ」
の順でパーツが増えます
3段階で、と思うのですが、
KG(ハガキ)サイズのボックスのカーブのテキストの前に、
もっと気軽につくれるよう、
Sサイズのボックスであらためてテキストを書くことにしました
これは「縦開き」
φ9cmガトーマロンも入りますが、、
ひと口サイズの小さなお菓子の詰め合わせの箱です
チュイルもかわいくおさまります
エンボスやレタープレスで質感がよい
箔おしでギフトによい(手にラメのつきにくいの)
ほどよい厚みで貼りやすい、
カラフル過ぎない、
クリスマスのペーパー、
伊東屋さんで久しぶりに見かけました
ココナッツのお菓子シリーズ、チュイルの生地
簡単な薄いクッキーが、
ココナッツのおかげで、さらに手軽に、おいしくです
小麦粉をふるわなくてよい、
バターを溶かさなくてよい、
グルテンがなくテーブルフォークで混ぜるだけでよい、
生地を寝かせなくてよい
のに、
ナッツ(ココナッツ)のこくがでます
オーボンビュータンの缶のクッキーをイメージした、バニラチュイルのアレンジ、
クオカさんの丸いプラスチックケースにジャストです
★配合
30x40天パン(裏)、シルパット、シリコンマットラウンド48取(6x8) 各1枚分
卵白 45g
(オーガニック)グラニュー糖 45g
ココナッツファイン 23g
ココナッツオイル 大さじ1 (11g)
ココナッツロング(飾り用) 15g
ココナッツオイルは、少量で使いやすいココウェルの “ リキッド ココナッツオイル ”
飾りのココナッツロングだけでなく、
薄力粉代わりのココナッツファイン、
リキッドタイプのココナッツオイルも使い、ココナッツづくし
(ココナッツシュガーだけは、湿気ないよう焼くと焦げ色に見えたので、ここでは不使用)
★手順
上から順に直接計量で加えながら、
テーブルフォークで混ぜるだけ
幅広のカードですりこんで型をはずし、ココナッツ飾り
180℃で10分ほど焼く
★チュイルの170℃と180℃
刷り込み型を使うときは(隣との間が少ないので180℃)、
広がらないように焼きます
(そうでないときは170℃で)
★刷り込み型
シリコンマットラウンド48取は以前Tfoodsで販売されていた刷り込み型。
テンパリングチョコにはいまひとつ(機械的な仕上がり)でしたが、チュイルにはちょうどでした
(違う刷り込み型でも、1~2度つくればちょうどの分量が出ると思います)
生地量がちょうどなら、まわりも汚れず楽です
One English version of our text booklet is now ready to download as a printable recipe.
100冊ほどのうちの1冊ですが、英語版ができました
下記ではPDFのダウンロードができ、
PDF(印刷も可能な書類)としてご利用いただけます
Though this is only one out of about 100 text booklets
written in Japanese.
Visit our web site at
https://www.fleurfleur-sweets.com/sample-downloads/
けっきょくまだベストが撮れませんでしたが、雑記、メモ。
詳細レシピの推敲はまだまだかかりそう
パイ部分はミルフィーユやパルミエなどと被る部分が多いですが、たいへん素朴なお菓子
家庭でつくるなら、パイはなし、りんごに白っぽいバニラアイスなどを添えるほうが、味と色のバランス的にはよい気がします
★パイ
今年はパートブリゼSからフィユタージュに変えたものの、焼きが改悪してしまいました。
しっかり焼き色がつくまで焼くのが大切でした (写真4, 5は去年までの写真)
★りんごのボリューム
型のフチまでりんごを詰めた"high" (写真2~5)
アルミホイルからオーブンペーパーにかえても、型の周りが汚れる、食べたときのりんごが多すぎる。重そう。
で、
型の70%以下(小さい型ほど少なめ)でりんごを詰めて焼くことにしました。
型の周りが汚れず、ストレスが減ります (写真1)
★りんごの色のポイント
1. キャラメルの焦がし具合 (ここが浅すぎると仕上がりの表面や味がジャムっぽいかも。写真3)
2. りんごの煮あがり具合 (後述)
3. オーブンの温度と時間 (焼き色を足したいなら高温ですが、足したくないなら170℃で十分)
の3か所のトータルで、りんごの状態がかわってきます。
1はしっかりめ、2と3はバランス。
2>3ならオーブン内で静か、
2<3ならオーブン内で暴れる、
という感じ
りんごの水分を2, 3で飛ばしていく感じ
★りんごを煮る
りんごのお菓子全般での注意ですが、サイズ(小さいあかね~普通の紅玉~立派な紅玉)が相当違うのに注意すること
径の大きい、厚手の鍋(浅くてよいので浅いほうが洗い物がコンパクト)、
φ21~22cmなら小3こ、φ24cmなら小5こ、など、
少し余裕をもったひと並べまで
何度もりんごを煮るときは同じ鍋2つを交互に
鍋底が黒っぽいとキャラメルの焦がし具合がよく見えず難しい、ステンレス色のほうが失敗が少ない
強火、最初ひっくり返すくらいであまりさわらず
どのくらいまで煮るか、
きれいだと思った、リンゴの煮を控えた、形がしっかり残っているのは少し水っぽい。オーブンの中でふくれる。
全部きれいなのだと食べるときくずれる。せめて中心は煮崩れたくらいのが必要(写真3)
水分がなくなるくらいまで煮ると、しっかりめに火が通り、
りんごの形があまり残っていなく、ラフにしか型に詰められないけれど、
オーブンでもあばれない、食べておいしい
お好みですが
★型出し時間
一晩、と思ってきましたが、あら熱がとれて冷蔵庫に入れて、3時間くらいで出すを何度か繰り返しました。
十分でした。
ジャムが冷めるとかたさがでるのと同じイメージ
★型出し
冷やした後は湯煎とミニアングルパレットですが、
(あら熱が取れる前に外出が必要で)冷蔵庫に入れられずに室温で3時間くらいのは、
なんと湯煎も不要でミニアングルパレットだけでした
型のバター塗りも不要で、きれいにはずれました
型にくっつくとしたら、それはキャラメルのアメの部分で、
冷えるとかたく、温めると溶ける、
ですね
ほぼ、ジャムと同じ、と数か所で思いました
かなり酸味があり、レモン汁をかなり控え、キャラメルのための砂糖を多めにしています。
レモン汁を控えてもかたまりに問題は出ません
それでも酸味が強い、素朴なお菓子
バニラアイスと一緒がよいかなという味です
テイクアウトならφ10、アフタヌーンティーならSS
おやつならSにすればプリン型でつくれます
キャラメルでりんごをちょっと煮て、
プリン型の半分強まで詰め、
オーブンに入れて焼き足して、
室温で冷ましながら待って、
バニラアイスを添えて、
ならずっとつくりやすいでしょうか
季節のお菓子として
---
(下記、追記コメントです)
チョコの温度変化、バターの温度変化に加えてこれはお砂糖の温度変化のお菓子でしょうか。123のどこかで180~190℃くらいの色をつけるイメージかなと。現状、F*F*では3はおさえたいので、1でと思っています
2では、レモン汁、りんごと温度を下げるものが入るので、そのあと再度温度を上げるのは、焦げやすく難しいです
このページのための